Photoshopの使い方

Photoshopなどで写真を簡単にアニメ・イラスト風カラー背景に加工する方法メイキング

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画像編集ソフトが発達して、写真から簡単にイラスト風の背景が作れるようになりました。

この記事では、写真をもとに、マンガやアニメ・ゲームに使えるようなカラー背景を作る方法をまとめています。

私は「PhotoShop」を使っていますが、他のソフトでもできるようにまとめてみたつもりです。

色の変換

ほとんどの写真は、色合いそのものがイラストっぽくありません。

Photoshopの「HDRトーン」を使うと、一気にイラストっぽくなります。

Photoshop以外で、「HDRトーン」が使えない場合は、「彩度」を上げれば同じような効果が得られます。

HDRトーンを適用するビフォーアフター

HDRトーンを適用する

HDRトーンの操作方法

メニューの「イメージ」→「色調補正」→「HDRトーン」とクリック

以下のようなウィンドウが表示されるので、微調整します。

HDRトーンのウィンドウ。自然な彩度「+14」彩度「+45」トーンカーブがS字になっている。

HDRトーンのウィンドウ

ほぼデフォルトのままで大丈夫ですが、「自然な彩度」と「彩度」を少し高くしました。

「トーンカーブおよびヒストグラム」のグラフが、デフォルトだと斜めの直線になっていますが、図のようなS字になるように、グラフをドラッグ&ドロップすると明暗がくっきりします。

明暗がくっきりしていないと、この後の「カットアウト」をかけたときに変になります。

フィルター

写真にフィルターをかけて写真っぽさを消します。

写真はとにかく細部まで細かく映りすぎているので、イラストらしくシンプル化するのが目標です。

ぼかしフィルターをかける

「Photoshop」だと「ぼかし(表面)」を使うと、かなりシンプル化できます。建物などにはかなり効果的です。

「ぼかし(表面)」フィルターをかける。ビフォーアフター。

ぼかし(表面)フィルターをかける

ぼかしフィルターのかけかた

メニューの「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(表面)」とクリック

以下のようなウィンドウが表示されるので、プレビューを見ながら数値を微調整します。

「ぼかし(表面)」フィルターのウィンドウ。半径「7」しきい値「31」

ぼかし(表面)フィルターのウィンドウ

選択したレイヤー全体にぼかしがかかるので、念のためレイヤーを複製してからやったほうがいいでしょう。

木などは「カットアウト」+「ぼかし(表面)」

植物や岩などの自然物は「カットアウト」をかけてから「ぼかし(表面)」をかけると、さらにイラストっぽくなります。

今回は街路樹の一部だけに「カットアウト」+「ぼかし(表面)」をかけます。

ちょっとわかりにくいので拡大してみます。ぼかしをかけただけの状態よりも、シンプル化されてイラストっぽくなっていることがわかると思います。

「カットアウト+ぼかし(表面)」をかけたレイヤーを合成する。ビフォーアフター

「カットアウト+ぼかし(表面)」をかけたレイヤーを合成する

「カットアウト」+「ぼかし(表面)」の方法

まず、ぼかしをかける前の状態のレイヤーを複製します。

「フィルター」→「フィルタギャラリー」とクリック

ウィンドウが切り替わったら「アーティスティック」フォルダ内の「カットアウト」を選択します。

以下のようなスライドが表示されるので、数値を調整します。ほとんどの場合、エッジの単純さを最小にして、他は最大にするのがベストです。

カットアウトのウィンドウ。レベル数「8」エッジの単純さ「0」エッジの正確さ「3」

カットアウトのウィンドウ

カットアウトが終わったら、「ぼかし(表面)」フィルターを、前述と同じようにかけます。

こうしてできた「カットアウト+ぼかし」レイヤーを、木の一部にだけ合成します。メニューの「レイヤー」→「レイヤーマスク」→「すべての領域を隠す」をクリックします。

すると、マスクをかけたレイヤーが一旦すべて非表示になります。

以下のように、レイヤーマスク(黒い長方形)に白い括弧がついて選択された状態で、表示したい部分(木の葉っぱの部分)だけ、カラーを白にしてブラシで塗ります。

レイヤーマスクを選択。黒い長方形に白い括弧がついている

レイヤーマスクを選択

すると、塗った部分だけが表示されて合成できます。グレーで塗れば不透明に表示されます。黒に近いほど不透明度が小さくなります。消したい時は黒で塗ります。

描き込み

ここまでは下描きのようなつもりで、この上に自由に描き込みます。

「指先ツール」で、色を油絵のように伸ばしたり、「ブラシ」で自由に描き込んだり、輪郭線を加えたり、余計なものを消したりします。

他の画像を合成するってのもありですね。

今回は以下の点を描き込みました。

  • 真ん中あたりの車を1台消した
  • 車に線画(輪郭線)を加えた
車を1台消して、車の線画(輪郭線)をつける。ビフォーアフター

車を1台消して、車の線画(輪郭線)をつける

車に線画を加えたのは、なんとなくそのほうが自然な感じがするからです。おそらく、アニメでは車など動くものには輪郭線があるので、それを見慣れているせいだと思います。

逆に、動かない建物や植物などの線画はなくてもいいと思います。

ライティング

仕上げとして、光の表現を加えます。

様々な合成モードを駆使して、光の表現を加えます。デジタルの醍醐味ですね。

ライティング。ビフォーアフター

ライティング

ライティングの方法

太陽光のグラデーションを加える

太陽のある方向が光っている感じにグラデーションをかけます。

以下の図の一番右にある「水色→透明」のグラデーションレイヤーを上からかぶせます。(見やすくするために、透明色を黒にしています)

太陽光のグラデーションを合成。ビフォーアフター

太陽光のグラデーションを合成

  • 合成モード:スクリーン
  • 不透明度:57%

 

光が当たっている部分を明るくする

地面やビルや木など、光が当たっている部分をもっと明るく光っている感じにします。

木の緑を鮮やかにするために、オーバーレイで以下のように明るい緑色を塗ります。

木を明るくする

木を明るくする

  • 合成モード:オーバーレイ
  • 不透明度:41%

 

ビルの光が当たっていいる部分をもっと光らせます。スクリーン合成で、水色を塗ります。

ビルの光が当たっている部分をもっと明るくする

ビルの光が当たっている部分をもっと明るくする

  • 合成モード:スクリーン
  • 不透明度:46%

 

地面を光らせます。ついでに木漏れ日も加えちゃいます。

地面の光が当たっている部分をもっと明るくする

地面の光が当たっている部分をもっと明るくする

  • 合成モード:スクリーン
  • 不透明度:41%

影をアレンジする

オーバーレイの合成モードを使って影の色合いをアレンジします。

ビルの影を紫っぽくしたり、木漏れ日の周囲の影を緑っぽくします。

影の色をアレンジする

影の色をアレンジする

  • 合成モード:オーバーレイ
  • 不透明度:55%

 

地面の影を全体的に紫っぽくするために、以下のような「明るい紫→透明」のグラデーションを加えます。

影の色をアレンジする

影の色をアレンジする

  • 合成モード:オーバーレイ
  • 不透明度:33%

完成!

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