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Webマンガ「エンジニア!」制作日記|職業ものの題材として「エンジニア」って面白いのか?

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私は大学で機械工学を専攻していたので有利かなと思い、軽い気持ちで選んだ「エンジニア」という分野…

でも、よく考えると、工夫しないと全然面白くない題材だということに気がつきました。

自分なりに考えた「面白くする工夫」についてメモしておきます。机上の空論になるかもしれませんが…。

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エンジニアものってつまらなそう

まず、エンジニアは、ほとんどの場合一つの限られた分野でしか活躍できないものです。

車のエンジニアは車しかわからない。パソコンのエンジニアはパソコンしか、ロケットのエンジニアはロケットしか…という具合です。これじゃ面白くない。

もっと色々な分野のメカが登場したほうが面白い!

それでとりあえず「元エンジニアで、今は工学部の教授」ということにして、色々な分野に関係する、幅広い研究をしている「研究者」にすればいい!

そうすれば色々なメカを登場させられるわけです。

テクノロジーの進歩が早いという問題

もう一つの問題は、テクノロジーが日に日に進歩していて、最新技術について調べても、すぐに情報が古くなってしまうということです。

じゃあSFっぽい世界観にして、現代ではあり得ないような未来の技術を扱わせよう!ということにしました。

これなら、情報が古くなりにくいし、くわしい取材もいらなくなって楽チン!

そういえばSFって、メカがいっぱい登場するジャンルなのに、メカの研究開発がメインになることって、ほとんどないような気がします。…「楽園の泉」とかはそうだったかな?…あれは海外小説だし。

というわけで基本コンセプトが「SF風エンジニア職業もの」というかんじになりました。

未来の世界を作るのはめんどくさい

SF風にするということで、別の問題が発生…

SFの世界観を作るというのは、ストーリー作りの中でも最高ランクにめんどくさい&難しいと、個人的に思うわけです。

未来の町のデザインを考えるのってめんどくさい。

しかも、未来の技術がどのように発展し、それによってどんな商売が発達し、どんな政治なのか…全部考えなきゃいけない。

ものすごく大変!もちろんそれがSFを描く楽しさでしょうが、私は苦手なので、「未来の世界づくり」だけは避けたい…何かいい方法はないものか…

思い出したのが「ドラえもんルール」です。「夢幻三剣士」のフィルムコミック版のあとがきで、藤子先生自信が説明しています。

ドラえもんシリーズには一つの約束事があります。どんな大事件が起きても、それはなるべく仲間内で解決し、回りの一般社会に、一切影響を残さないということです。―藤子・F・不二雄「映画ドラえもん夢幻三剣士・上」(フィルムコミック版)小学館より

このルールを参考にさせていただきまして…

本作品は、「SFなみにすごい研究が登場するけど、それはあくまでも専門家たちの間でしか知られていない内容で、一般社会とは関係ない」ということにしました。

苦手なことから逃げているだけですけど、それも大切なことだと思うので…

苦手なことは、なるべく避け、好きなことで勝負!ってことで。

これなら…たぶん…面白くなる…はず!…そう信じてがんばります!!

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