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誰でもマンガを投稿して掲載できるマンガアプリが沢山あります。しかも、編集者の厳しい目をくぐらなくても、規定さえ守っていれば即掲載です。そういうサイトを3種類に分類して、まとめました。他のアプリやサイトに同時掲載OKなものに限定しています。
2軍あつかいとして投稿するサイト
1種類目は、1軍の「連載作品」とは別枠で、2軍扱いで投稿するサイトです。「インディーズ」等として、プロの作品とは別枠で掲載されますが、1軍も2軍も同じアプリから見られます。
ちなみに、1軍になると他のサイトと同時には掲載できなくなります。
少年ジャンプルーキー
「少年ジャンプルーキー」は、「ジャンプ+」のインディーズ版ですね。少年ジャンプ本誌のインディーズでもあります。
投稿すると自動的に「ルーキー賞」にエントリーされます。投稿した月の月末までの期間は「ルーキー賞」の候補になるので、かなりの閲覧数になります。(私の場合、約5000PVでした)
詳しい投稿方法や、投稿してみた感想などは、以下の記事を参照して下さい。
あしたのヤングジャンプ
「あしたのヤングジャンプ」は「となりのヤングジャンプ」のインディーズ版です。Webサイトのみで、アプリはありません。
ジャンル分けが少ないので、頻繁に更新しないと、すぐに埋もれてしまいます。
「お題」に応じた作品を投稿するという仕組みがあるので、それを上手く活用すれば目立つことができるでしょう。
詳しい投稿方法や、投稿してみた感想などは、以下の記事を参照して下さい。
マンガ投稿サイト・アプリに投稿してみた手順・感想―「あしたのヤングジャンプ」編
COMICO(コミコ)
アニメ化や書籍化などを積極的に行っているアプリです。
縦スクロール形式なので、縦長のマンガをアップする必要があります。
特殊な形式なので、ほかのサイトと同時掲載するには工夫が必要ですね。
マンガボックスインディーズ
DeNAが運営する「マンガボックス」のインディーズ版。利用者が多いので、けっこう多く閲覧してもらえます。(1話あたり2500PVぐらい)
詳しい投稿方法や、投稿してみた感想などは、以下の記事を参照して下さい。
マンガ投稿サイトに投稿してみた―投稿の仕方・感想―「マンガボックスインディーズ」編
LINEマンガインディーズ
「LINEマンガ」も、実は誰でも無料で投稿、掲載できちゃいます。
2軍の「インディーズ」作品として掲載するわけですが、ほとんど同等の扱いですね。カテゴリー別にすると、1軍の「連載作品」とごっちゃになって出てきます。
とはいえ人気順に並んでるので、既にメジャーな作品を抜いて上位表示されるのかは難しいところですかね。
詳しい投稿方法や、投稿してみた感想などは、以下の記事を参照して下さい。
マンガ投稿サイトに投稿してみた―投稿の仕方・感想―「LINEマンガインディーズ」編
マンガハック
こちらもアプリでは「投稿マンガ」と「公式マンガ」ということで、1軍と2軍がありますが、ほとんど同等の扱いで表示されます。
「マンガハックペリー」という電子書籍の出版サービスもあり、利用するとさまざまなアプリやストアで、自分のマンガを販売してくれます。出版するまでの手数料は無料で、売上の30%を支払うだけです。
詳しい投稿方法や、投稿してみた感想などは、以下の記事を参照して下さい。
マンガ投稿サイトに投稿してみた―投稿の仕方・感想―「マンガハック」編
1軍も2軍もないサイト
2種類目は、1軍とか2軍とかがなくて、すべて公平に、ごっちゃになっているサイトです。
ニコニコ静画
ニコニコ動画と同じサイトで、イラストやマンガも投稿できます。
投稿の形式は2種類あります
- 「ニコニコ漫画形式」:「ニコニコ動画」に近いイメージで、自動的にコマが送られて、BGM や SE がつけられます。コメントも流れます。ニコニコ静画上のシステムで編集しますが、機能が少ないので、細かい演出はできません。
- 「スクロール形式」:こちらは一般的な Web漫画の形式ですが、ここにもコメントが流れます。
詳しい投稿方法や、投稿してみた感想などは、以下の記事を参照して下さい。
マンガ投稿サイトに投稿してみた―投稿の仕方・感想―「ニコニコ静画」編
特殊なサイト
3種類目は、ちょっと独特なサービスを展開しているサイトです。
MediBang!(メディバン!)
無料のマンガ制作アプリ「メディバン・ペイント」と連携しているサービス。
外国語にも対応しているのが特徴です。作家同士でフォローしあうなどの、SNS的な機能もあります。
詳しい投稿方法や、投稿してみた感想などは、以下の記事を参照して下さい。
マンガ投稿サイトに投稿してみた―投稿の仕方・感想―「MediBang!(メディバン!)」編
DreamTribe(ドリームトライブ)
マンガを紹介するというより、クリエーターとしての自分を紹介していくサイト。どちらかというと、クラウドソーシングサイトに近いかもしれません。
「クリエイターページ」に自分の得意分野や、ギャラの目安などを記入して、企業などにアピールできます。
もちろん他のサイトと同じように、マンガを投稿し、閲覧してもらえます。マンガの投稿も、アピールの一環という感じかもしれません。
詳しい投稿方法や、投稿してみた感想などは、以下の記事を参照して下さい。
クリエーターポートフォリオサイトに登録してみた―「DreamTribe(ドリームトライブ)」編
電子書籍の個人出版という手もある
アプリやサイトに投稿するだけでなく、Amazon Kindle や楽天kobo などの電子書籍ストアで出版するという手もあります。
多くの電子書籍ストアには、誰でも無料で出版できる仕組みがあり、簡単なアカウント登録をするだけで利用可能です。
売り上げの一部を手数料として取られますが、出版する際のお金はかからないので、気軽に利用できます。
詳しくは以下の記事を参照してください。
電子書籍の個人出版・販売ができるサイト・サービスの比較まとめ
他のアプリでも持ち込みならOK
編集部に連絡を取って「持ち込み」をすれば、他のアプリにも掲載できる可能性があります。
ここまでに紹介した方法は、あくまでも「投稿しやすい」「だれでも掲載できる」ものだけです。そのため必ずしもマンガアプリとして「人気がある」とは限りませんし、多くの人に見てもらえるとは限りません。
Web漫画家としてしっかり収益を出したい!という場合は、やはり大手出版社のアプリなど、人気のアプリに持ち込みなどをして投稿するのが近道でしょう。